2014/06/27(金)に全文検索エンジンGroongaユーザ勉強会@神戸を主催しました。
開催のきっかけ
草の根Groongaイベントのお誘いを受けて、関西圏でもGroongaのイベントがあるといいなと思い、神戸でも開催してみることにしました。
会議室の確保
人の集まり具合がどうなるかわからなかったので、三宮近辺でできるだけ費用が抑えられるというポイントで会場を探しました。WordBench神戸などが利用されているような貸会議室ビジネスしているところだと、平日夜間でも1万円を超えるところが多かったです。人が数十人来ることがほぼ確定しているプロダクトの勉強会なら千円徴収すればなんとかなりますが、小規模が想定される勉強会での利用は難しかったです。
そこで、公民館など市営の施設の会議室をこちらから探してみました。公民館等の場合、だいたい10数名規模の部屋で数千円といったところでした。
その他、インターネットで探して見ると、KIITOが1時間につき500円で時間単位の貸し出しOKで、且つ、比較的、予約も空いていたので利用することにしました。無料で備品も貸出しており、なかなか穴場なんじゃないかなぁと思いました。ただ、費用は安く抑えられましたが、駅からやや遠いのが難点でした。
告知
DoorkeeperやTwitter、メーリングリストなどで告知しました。また、近隣のRuby関西やGDG神戸のAngularJSの勉強会などで簡単な開催のお知らせをしました。
当日の様子
19:00を超えると、入り口がclosedって札が立つのを知らなくて、入るのに戸惑った人がいて申し訳ありませんでした。
平日ということもあって、19:30ぐらいになるまでなかなか人が集まりませんでしたが、最終的には、当日キャンセルなしで合計10名が参加していただけました。ありがとうございました。
今回の勉強会では、Groongaの紹介と事例紹介を発表しました。
Groongaの紹介では、私が説明しながら、Groongaの開発に携わっている須藤(@ktou)さんが適宜、補足や質問に答える形で進めました。開発に携わっている方から直接、詳細な情報が聞けるいい機会になったんじゃないかなと思います。
事例紹介では、特許の全文検索サービスPatentFieldを紹介しました。当サービスでは、PHPからMroongaを使っていますが、Groongaの機能をすべて使いたかったので、全文検索はUDFを使ってGroongaのコマンドを使っています。基本的にGroongaのほぼすべての機能を使っているので、実際に使っている様子と工夫した点を紹介しました。
参加していただいた@shigeponさんが、ブログに勉強会の感想を書いてくれています。よければ、こちらもご参照ください。
懇親会
勉強会終了後、終電間近まで懇親会が行われました。懇親会では、Groonga関連の話もGroongaに関係ない話も盛り上がってた思います。@soundkitchenさんからdocker-mroongaについて紹介がありました。MroongaをDockerを使って簡単にイメージ作るにはこれしかない!と熱弁されていました。Dockerを使って、Mroongaを簡単にサーバにデプロイしたい方は是非使ってみるといいのではないでしょうか。
感想・反省点
進行がなかなかうまくいかず、発表を用意していただいた方もいらっしゃったのですが、時間を確保できなくて申し訳ありませんでした。
実際にコマンドをうちながら説明したいなぁと思ったのですが、現場では案外パッとでてこないので、事前に準備しておいたほうがよかったなぁとおもいました。
また、平日ということもあり、なかなか19時丁度に全員集まるのは難しかったので、今後、開催することがあれば、できるだけ休日に開催してみようかなと思っています。
勉強会の主催経験がなく拙い進行でしたが、参加いただいた皆様、および、わざわざ東京から来ていただいた須藤(@ktou)さん、どうもありがとうございました!
Groongaの今後への期待
当日できなかったGroongaの今後への期待の資料です。この資料は、メーリングリストで案内があった[groonga-dev,02439] Groongaの今後の開発への協力のお願いへの回答です。